関野さん逝去

2024年 3月6日、父・関野豊は、肝門部領域胆管癌術後からの敗血症性ショック・多臓器不全により永眠いたしました。

ここに生前のご厚誼に深く感謝いたしますとともに、謹んでお知らせ申し上げます。
葬儀に関しましては、私達家族の意向により家族葬として執り行われ、訃報のご連絡を法要後とさせていただきました。
なお、ご弔問及びご香典・ご供花などのお気遣いは、固くご辞退申し上げます。
結果論になってしまうのですが、父の元々の治療目的だった胆管癌が、手術して開いて見れば当初の予想より軽い、というか本当の本当に初期癌で抗癌剤も要らないステージだったのなら、下手に手術(しかも最難関の大手術)したから命を落としたのではないか、高齢者は病気の進行も遅いと聞くし放置しておいた方が逆に良かったのではないかと、皆様もそこが気になったかもしれませんが、私もその点がすぐ気になったので主治医に尋ねた事があります。
しかし胆管癌を放置したら、今度は胆汁の流れが詰まり、胆管炎になる可能性が出てきて、父はどちらにしても手術は避けられなかっただろうと。
後はやはり、生活習慣病保有が不幸を招いた可能性があると。
それを聞いて、ああこれが運命なのだなと。
本人はとても強く生還を望んでいましたし、昔の手術も危ない橋を渡る時があっても何となく危機をすり抜けてきた人だったし、今回の術前の検査入院も、あの歳で最難関大手術に耐えうると医師団から合格サインを頂けたのに、本人もまさか胆管癌入院の結末が死亡退院になる運命が待ってたとは、当然夢にも思っていなかったと思います。
今回の父の闘病生活を見ていて運命は本当に分からない、月並みな言葉ですが、本当に一日一日を後悔なく、体調管理に本当に気を付けて、やらねばならない事は気付いた時にすぐこなしておかねば残された家族にも迷惑が掛かるし、本当に色々大変な事になるなと改めて気付かされた次第です。
最後に、関野豊に成り代わり改めて御礼申し上げます。
本当に長きにわたり、親しくして頂いてありがとうございました。
これにて失礼致します。